2024年5月現在、イタリアリーグ1部、セリエAで活躍する日本人は、鎌田大地選手のみとなっております。
では、鎌田大地選手について詳しく見ていきましょう。
鎌田 大地
プロフィール
愛称 | キングカマダ、Daje’ci(ダイエ・チ)、ラ王 |
生年月日 | 1996年8月5日(27歳) |
出身地 | 愛媛県伊予市 |
身長 | 184cm |
体重 | 76kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右足 |
クラブ遍歴 | 2015-2017 サガン鳥栖 2015 Jリーグ・アンダー22選抜 2017-2023 フランクフルト 2018-2019 シント=トロイデン (loan) 2023- ラツィオ 2024- クリスタルパレス |
代表歴 | 2019- 日本 |
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経歴
小学生〜中学生時代
父の教えで3歳からサッカーを始める。
小学5年生時に一学年上のナショナルトレセンU-12四国に選出。
キャプテンを務めた小学6年生時には、愛媛県少年サッカー選手権大会で優勝。
中学では、ガンバ大阪ジュニアユースに進むが、クラムジー(成長期に体の感覚の変化などで思うようにスポーツができなくなる)の影響や腰の怪我、サッカー技術においても守備面やハードワーク面での不足感などから中学3年生になっても途中出場が多く、ユースへの昇格も叶わなかった。
別の選択肢として他のJクラブユースへ進むという選択肢もあったが、
全国高校サッカー選手権への憧れやハードワーク面を身に付ける目的、父と東山高校の監督が大学時代の知り合いだったこともあり、東山高校に進学。
高校時代
高校一年生時は第91回全国高校サッカー選手権京都府大会決勝戦で惜しくも敗れ、選手権の出場には至らなかった。
二年生時、関西強豪校ひしめくプリンスリーグ関西1部2013では、18試合22得点18アシストの数字を残し、得点王とアシスト王を達成、チームを3位に導くと共に圧倒的インパクトを与えた。
キャプテンを務めた三年生時には、プレミアリーグWEST2014では徹底したマンマークに遭いながらも、得点ランキング4位の10得点を記録した。
プロ入り
そして、複数の強豪大学から誘いを受けるが、大学卒業以降の22歳でプロになるのは世界的に見て遅いと感じ、 また、世界で活躍をしたいという夢の実現のため大学へは進学せずにプロ入りを志願、
5つのJクラブが興味を示した中、2014年11月にサガン鳥栖への加入が内定した。
特徴
世界が認めるゲームメーカー
トラップ、ボールキープ力、ドリブル、パス、シュートなどほぼ全てにおいて卓越した技術力に加え高いインテリジェンスを持つ。
運動量が非常に多いことも特徴的であり、チームの潤滑油としてポジションに囚われずピッチを縦横無尽に駆け回るオールラウンダーである。
SSラツィオへの移籍
契約は2年で1年の延長オプションがつき、年俸は約4億5000万円(推定300万ユーロ)とされ、ラツィオ史上初の日本人選手が誕生した。
シーズン序盤はレギュラーとして出場、得点やアシストも記録したが、
シーズンが進むにつれ出番が減少、チームとしても苦しい時間が続いた。
その後、チーム成績は低迷し(マウリツィオ・)サッリ監督が辞任、後任としてイゴール・トゥドール氏が就任した。
イゴール・トゥドール監督は低迷するチームを変えるべく、大きな方針転換に踏み切り、絶対的主力であったルイス・アルベルトなど主力選手をベンチスタートにし、鎌田をスタメン起用。
その後、チームは5試合負けなしの成績を残し、鎌田は7戦連続でスタメンとなった。
現在好調なプレーを続ける鎌田に対して、以前まで辛辣に評価していたイタリアメディアも、手のひらを返し称賛している。
今後の動向
今シーズンで契約満了を迎えることから、契約延長となるか移籍を選択するかに注目が集まっている。 移籍候補としてはフランクフルト(前所属チーム)での恩師たオリバー・グラスナー監督が指揮するクリスタルパレス(プレミアリーグ)などの名前が上がっている。
契約延長の場合、契約期間は3年または1年となる可能性がある。
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