2023-24シーズンにブンデスリーガ(1部)で活躍した日本人は、どのような選手がいるのか下記の表を見ていきましょう!
名前 | 生年月日 | 所属チーム | 背番号 |
---|---|---|---|
長谷部 誠 | 1984年1月18日(40歳) | フランクフルト | 20 |
伊藤 洋輝 | 1999年5月12日(25歳) | VfBシュトゥットガルト | 21 |
原口 元気 | 1991年5月9日(33歳) | VfBシュトゥットガルト | 17 |
堂安 律 | 1998年6月16日(25歳) | SCフライブルク | 42 |
浅野 拓磨 | 1994年11月10日(29歳) | VfLボーフム | 11 |
板倉 滉 | 1997年1月27日(27歳) | ボルシアMG | 3 |
福田 師王 | 2004年4月8日(20歳) | ボルシアMG | 49 |
以上のように名前を知っている選手も多くいたかと思います。
日本代表でもよく知られる選手も在籍していることが分かります。
では、それぞれの選手についてもう少し詳しく紹介していきます。
長谷部 誠
プロフィール
愛称 | レジェンド、カイザー、メトシェラ、ハセ |
生年月日 | 1984年1月18日(40歳) |
出身地 | 静岡県藤枝市 |
身長 | 180cm |
体重 | 73kg |
ポジション | MF / DF |
利き足 | 右足 |
クラブ遍歴 |
2002-2007 浦和レッズ
2008-2013 ヴォルフスブルク 2013-2014 ニュルンベルク 2014-2024 フランクフルト |
代表歴 |
2002-2003 日本 U-19/20
2006-2018 日本 |
特徴
多くの人に愛され、尊敬されるパーフェクトプレーヤー
戦術理解度の高さを生かしたチームに貢献するプレーが得意で危機察知能力に優れている。
また、センターハーフを本職としながらも右サイドバックやセンターバックをもこなすユーティリティプレイヤーである。
そして、特筆すべきはそのキャプテンシーである。
4年に渡り日本代表監督を務めていたザッケローニ前監督からは『今までいろんなチームを率いてきたけど、本物のキャプテンというのはマルディーニとおまえだけだ』と表されるほどの評価を得ていた。
異国の地ドイツにおいても語学学習能力の高さやコミュニケーション能力の高さを評価されている。
40歳になっても世界最高峰のリーグで契約を自動延長でき権利を持ち、
引退後はコーチングスタッフ就任への道が用意されている。
それ自体が大変稀有なことであり、チームに信頼され尊敬されている証である。
フランクフルトへの移籍
2014年、アイントラハト・フランクフルトと2年契約を締結し移籍。
当時、前所属のニュルンベルクは2部に降格し、契約が1部の場合に有効だったため、移籍金なしで移籍の移籍となった。
2024年5月24日に引退会見を行い、今後は「U-21のチームをメインににフランクフルトで指導者の道へ進む」明言した。
伊藤 洋輝
プロフィール
愛称 | ヒロキ |
生年月日 | 1999年5月12日(25歳) |
出身地 | 静岡県浜松市中央区 |
身長 | 188cm |
体重 | 81kg |
ポジション | DF(CB、LB) |
利き足 | 左足 |
クラブ遍歴 |
2018-2022 ジュビロ磐田
|
代表歴 | 2022- |
特徴
高いキック精度を誇るユーティリティプレーヤー
フリーキックを任せられるほどキック精度に定評があり、サイドから駆け上がりチャンスを創出することができる。
また、188cmの長身を活かし、球際や空中線での強さを持ちながら、
本職であるサイドバックの他、センターバックやボランチもこなすことができる万能型の選手である。
VfBシュトゥットガルトへの移籍
2021年、ジュビロ磐田からシュトゥットガルトへの期限付き移籍が発表された。
移籍後当初はBチームに所属する予定であったが、怪我人出たことにより急遽得たチャンスを活かし、TOPチーム所属となった。
翌年2022年には、シュトゥットガルトへの完全移籍が発表され、2025年6月30日までの契約を結ぶ。
レンタル移籍時のレンタル料は約1300万円(推定10万ユーロ)、
完全移籍時の移籍金は、約5000万円(推定40万ユーロ)と報道されている。
【伊藤洋輝】バイエルン移籍決定!活躍やプロフィール・特徴紹介など
原口 元気
プロフィール
愛称 | ゲンキ、江南の鷹 |
生年月日 | 1991年5月9日(33歳) |
出身地 | 埼玉県熊谷市 |
身長 | 179cm |
体重 | 72kg |
ポジション | MF / FW / DF |
利き足 | 右足 |
クラブ遍歴 | 2009-2014 浦和レッズ
2014-2018 ヘルタ・ベルリン 2018 デュッセルドルフ(loan) 2018-2021 ハノーファー96 2021-2023 FCウニオン・ベルリン 2023- VfBシュトゥットガルト |
代表歴 | 2008 日本 U-19
2011-2012 日本 U-22/23 2011-2022 日本 |
特徴
献身的プレーでチームに貢献するベテランプレーヤー
ドイツ・ハノーファーのコチャク監督からインサイドハーフを勧められ、インサイドのプレーヤへコンバート。
プレースタイルも豊富な運動量を活かし攻撃、守備ともに献身的なプレーを行い、チームの為に戦う選手となった。
VfBシュトゥットガルトへの移籍
2023年、VfBシュトゥットガルトへ2024年までの契約で完全移籍することが発表された。
移籍金は約8400万円(推定60万ユーロ)と言われている。
2023-2024シーズンは3試合の出場にとどまり、
2024年5月18日、今季限りでの退団が発表され、今夏にフリートランスファーとなる。
堂安 律
プロフィール
愛称 | マラドーアン |
生年月日 | 1998年6月16日(25歳) |
出身地 | 兵庫県尼崎市 |
身長 | 173cm |
体重 | 70kg |
ポジション | MF(AM、RSM) |
利き足 | 左足 |
クラブ遍歴 |
2015-2018 ガンバ大阪
2016 ガンバ大阪U-23 2017-2018 FCフローニンゲン(loan) 2018-2019 FCフローニンゲン 2019-2022 PSVアイントホーフェン 2020-2021 アルミニア・ビーレフェルト(loan) 2022- SCフライブルク |
代表歴 |
2013-2015 U-17
2015-2017 U-20 2019-2021 U-23(U-24) 2018- |
特徴
日本の10番を背負うメンタルモンスター
また、身長172cmと海外の大柄選手に比べると小柄ではあるが、あたり負けをしないフィジカルの強さをもつことも強みである。
特質すべきは、メンタルの強さ。
U-20 ワールドカップやU-24 東京オリンピック、そして記憶に新しいFIFAワールドカップカタール2022という数々の大舞台で結果を残している。
とあるインタビューでは、「海外で成功するために必要なものは、メンタル」と語っている。
現在は、日本のエースナンバー10番を背負い、夢として「ワールドカップの優勝」を掲げている。
SCフライブルクへの移籍
2019年、オランダ1部リーグのPSVアイントホーフェンからSCフライブルクへの移籍が発表された。
移籍金は移籍金は約10億6000万円(推定750万ユーロ)である。
契約内容などは開示しないことで合意したとされている。
浅野 拓磨
プロフィール
愛称 | ジャガー |
生年月日 | 1994年11月10日(29歳) |
出身地 | 三重県三重郡菰野町 |
身長 | 173cm |
体重 | 71kg |
ポジション | FW(CF、RWG)、MF(AM) |
利き足 | 右足 |
クラブ遍歴 |
2013-2016 サンフレッチェ広島
2016-2019 アーセナルFC 2016-2018 VfBシュトゥットガルト(loan) 2018-2019 ハノーファー96(loan) 2019-2021 パルチザン・ベオグラード 2021- VfLボーフム |
代表歴 |
2012-2013 U-20
2014-201 U-23 2015- |
特徴
強靭な肉体を持つスピードスター
また、強靭に鍛え上げられた体を活かし、大型選手に負けないフィジカル力も併せ持つ。
そして、勝負強さも特徴の一つ。
所属チーム、VfLボーフムで負ければ2部降格となる最終節の大一番、1ゴール1アシストの活躍でチームを1部残留に導いたり、
2022 FIFAワールドカップ(カタール) グループステージE初戦
対ドイツにて1-1で迎えた後半57分から途中出場すると、
後半83分、値千金となる逆転ゴールを奪い、日本を2-1の勝利に導いた。
このように、ここぞという時に、チームに貢献する選手である。
VfLボーフムへの移籍
給与の未払いなどを理由に前所属チーム、パルチザン・ベオグラード(セルビア1部)を退団してフリートランスファーとなった浅野をVfLボーフムが3年契約を締結。
フリーとして移籍金「ゼロ」で獲得したとされている。
2024年現在、今季限りでVfLボーフムを退団する可能性があるとし、2023-2024シーズン終了後、フリートランスファーでの退団の可能性があると報じられている。
板倉 滉
プロフィール
愛称 | コウ |
生年月日 | 1997年1月27日(27歳) |
出身地 | 神奈川県横浜市青葉区 |
身長 | 186cm |
体重 | 75kg |
ポジション | DF / MF |
利き足 | 右足 |
クラブ遍歴 |
2015-2018 川崎フロンターレ
2015 Jリーグ・アンダー22選抜 2018 ベガルタ仙台(loan) 2019-2022 マンチェスター・シティFC 2019-2021 FCフローニンゲン(loan) 2021-2022 シャルケ04(loan) 2022- ボルシアMG |
代表歴 |
U-18
U-19 U-20 U-21 U-23 2019- |
特徴
冷静沈着に試合を支配するDF
さらに、足元の技術力を兼ね備えており、パスが得意、
ポジションはセンターバック以外にもボランチをこなすことも可能。
特筆すべきは、試合中の冷静さ。
試合の流れを読みながら状況を判断、その時々に必要なプレーを冷静に見極める能力に優れている。
板倉が担当するDFにおいては、一瞬の判断ミスが失点につながるポジションである。特に欧州では1回のミスが命取りになり得る。
そんなポジションにいる中でも常に冷静にプレー出来るのは板倉の大きな強みである。
ボルシアMGへの移籍
2022年7月、イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・シティーから完全移籍で加入したことを発表。 2026年6月30日までの契約となっており、報道によると移籍金は約7億500万円(推定500万ユーロ)とされている。
福田 師王
プロフィール
愛称 | シオウ |
生年月日 | 2004年4月8日(20歳) |
出身地 | 鹿児島県鹿屋市 |
身長 | 178cm |
体重 | 70kg |
ポジション | FW(CF) |
利き足 | 右足 |
クラブ遍歴 |
2023 ボルシアMG Ⅱ
2024- ボルシアMG |
特徴
20歳の怪物ストライカー
今後、日本を背負うストライカーになり得る逸材である。
ボルシアMGへの移籍
高校時に見せていた圧倒的実力から卒業後の進路を国内外から注目されていた福田は、Jリーグや大学進学をせずに2023年1月 ボルシアMGのU-19チームに加入。
夏にセカンドチームにあたるU-23チームに引き上げられると、2024年1月にはトップチームに昇格
2024年1月27日 対レーバークーゼン戦に後半34分から出場し、TOPチームデビューを果たした。
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